「社会の安定」に高い代償=警察関連費が7兆円弱、軍事費とほぼ同水準に―中国
2010年3月5日、香港紙・明報は記事「『安定した調和社会』の代価は驚くべき金額に=警察関連支出の伸び幅が軍事費を超えた」を掲載した。
《写真は「両会」を護衛する特別警察。》
4日、中国財政部が全国人民代表大会に提出した「2009年予算執行状況及び今年度予算草稿」によると、中国の公共安全関連支出は今年、8.9%増の 5140億元(約6兆7800億円)に達した。前年の16%増に続く、2年連続での大幅増となった。伸び幅は軍事費を上回り、金額でもほぼ同水準に達した。
2009年からの警察関連支出の急増について、ある匿名希望の専門家は社会の安定を重視する当局の姿勢を示したものと分析している。社会の矛盾が激化するなか、暴動などの問題が頻発していることを踏まえたもの。北京五輪を契機に当局は巨費を投じて人員と装備を強化した。昨年の建国60周年大閲兵式、そして今年の「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の警備には70万人が動員された。
(以上Record Chinaより引用2010.03.07)
中国、「社会の安定」に高い代償
格差など中国の社会の矛盾が増大していることを示す、この警察費の急増。天安門事件を代表されるように、中国当局は常に国民の本当の声を力で抑制してきた。
警察費がこんなにかからなくても済む自由な国になる日までまだまだ時間がかかりそうである・・







